2010年5月30日日曜日

ゲームマーケット

昨日の意拳のトレーニングの後遺症で激しくだるい。ぐええ。

浅草のゲームマーケット2010に行く。

企業半分、同人半分くらいでボードゲーム中心に販売。
要するにコミケのゲーム版なのね。
知らんかったw

中古のドイツゲーがようけあったのでいろいろ物色。
インダストリアが2000円で買えたので入場料の元は取った。

あと「500円ゲームズ」って企画をやってたので、2つばかり購入。

ホントは国際通信社で出てたD-Dayの新しいのがちょっと欲しかったのだが、よそを見て回ってるうちに品切れ。ちぇー。
まあ、じきにイエサブ当たりに出るとは思うんだが。
そういや国際通信社ブースでは「はがきサイズゲーム」を配ってた。
面白い試みだな。

途中、知人にゲムに誘われたりしてたんだけど、仕事を残してきてたんで後ろ髪引かれながら退場。
悔しいので上野で下りて、珍々軒でタンメン食って東京へ。

仕事済ませて帰宅。
買ってきたゲム開いてニヤニヤしたりとか。

2010年5月29日土曜日

土曜日は意拳の日

今日は師父が忙しいとのことで、朝九時集合。
師父は10時に帰られるけど、練習終わりはいつもと同じ。ぐええ。

先生が帰ってからは自主練。
師兄がいろいろ教えてくれる。

のだが、「あまりに基礎ができていない」ということで基礎をひたすら繰り返す。

特に、昔やってた八極拳のくせがなかなか抜けず、歩法で足を置く位置とか角度とかが意拳のそれと違う感じに。

おかげでいくつかつかめたことはあるのだが、全身の筋肉痛っぷりがパネえ
ぐええ。

歯が折れた

つーか欠けた。
奥歯に銀かぶせてる部分の下側が虫歯に浸食されたらしく、銀のエッジに沿ってパキッと割れる。

何が屈辱って蒸しパン食ってて割れたってあたりだが。
蒸しパンに負けんなよこの根性無し!

とりあえず近所の歯医者いって、全力で麻酔打たれてガリガリ削られる。
ひさびさに麻酔かけられて、なんかぐでーっと。
でも3mix療法*やってくれるところだったので、あんまり回数来なくて済みそうな予感。


そんなこんなで19:30集合のDAC運営委員会に5分ほど遅刻。
スマンスマンいいながら部屋に入ったら我らが代表ユージさんがおいでになっていなかったんで何ら問題なく



遅刻するヤツなんて早々に死ねばいいのに。
【広い心の棚をまんべんなく活用しながら】

あとえでぃさんが仕事が忙しいらしく、青首大根みたいな顔色で登場。「徹夜明けなんでー」だそうで。
締め切りが月曜の仕事を抱えているとのことで一瞬同情しかけたが、「そんで、明日セッションなんですよ」とか言い出す。相変わらず魂を削って遊んでいる模様。


終了後、なに食っても1皿300円の中華料理屋で、すごくどうでもいい話をしながら夕飯。
値段が示すようにすごくぞんざいな店だったのだが、麻婆豆腐とか餃子とかがかなりガチでびっくり。ちゃんと花山椒入ってるよ。へー。

あと、いろんな餃子が売りらしいので「メニューのここからここまで」っていいながら10種類くらい餃子頼んだらどれがなに餃子かわかんなくなって楽しい
なんせ店員もどれがどれだかわかんなくなってたw
でもチョコバナナ餃子はかんべんな! ユージさんは気に入ったらしく一人で2つも食べてましたがねドゥフフフ。
 【シャッフルと言いながら集中的に押しやった皿をそっと隠しながら】


*虫歯に3種混合の抗生物質入れたセメント埋め込む治療法。菌が死ぬんであんまり削らなくても虫歯がなおせるステキ療法だが、ぶっちゃけ歯医者が儲からないのでやってくれないところが多い。

2010年5月28日金曜日

今月号のアフタヌーンがスゴイ件



各所で話題になってますが、今月号のアフタヌーンがスゴイ
まず榎本俊二の『斬り介とジョニー』がスゴイ。
田中天さんなんかがついったで絶賛してたんで買ってみたんだけど、ものすごく無慈悲に、無感情に人が殺されていく。一般人が路傍の草のように簡単に斬り殺され、『ゴールデンラッキー』あたりのシニカルさそのままに、悪党たちがすぱぱぱぱぱーん、と斬り殺されていく。

そして絵の作り方がスゲエ。
映画好きで有名な榎本俊二らしい”見せ方”っつーのか、コマ1つ1つの構図の切り方とか、着目点とか、『読者にどこを見せたいか』ってのがかっちりわかる描写がスゲエ。


「なんだこのアホマンガは!」っていわれちゃうかもしれない描写法だとは思う。
が、マンガ書いたり絵を描いたりの素養がない俺でもシビれるくらいスゲエ。


Rebisさんがついったで「D&Dのハックアンドスラッシュみたい」って言ってたけど、確かにこんなカンジなんだろうなw


あとむげにんとかヒストリエとかラブやんとかもいいんだが、今回はおまけで付いてる別冊ふろく「四季賞」がスゲエ。
今回受賞の3作がどれもイイでき。
絵が下手だったり、話がとっちらかったりしてるとか細かい部分で気になるところはあるけど、そういうのを超えて『この話が描きたい!』とか『このキャラを動かしたい!』って思いが”のしっ”と伝わってくるイイマンガでした。
大賞取った作品の持つ熱量。2番目のヒーローもののベタだけど人の心を揺り動かす描写。3番目の、地味なんだけどなんか溢れてくるもの。
どれもスゲエいい。

なんだかんだいわれてるけど、まだまだ捨てたもんじゃねえな! 日本のマンガは!
【富士鷹ジュビロ先生の声で】


ということで、まだ読んでない君は買って読め!

2010年5月27日木曜日

きょうのオススメ占い

【よく当たる!】 Gmail☆占い 【恋愛成就】

http://hamachiya.com/junk/gmail_fortune.html

Gmail占いってなってるけど、ほかのメルアドでも大丈夫みたい。

この占い、ホントに良く当たるよ!
試してみて!





きょうの巨人

http://www.calltodecision.com/nephilim.htm

ギリシャで巨人族の骨が出た! ってお話なんだが。









(1枚目)

どうみても合成写真です
ありがとうございました

頭の後ろの影が不自然 & 眼窩から覗く土の木目が他の部分と違いすぎる。


(2枚目)
たぶん実写真。

ただし、巨人の背骨&骨盤の形状が明らかにおかしい。

背骨の骨のつなぎ目の仕事の粗さもなかなか味わい深いが、特に骨盤。
どうやって歩いてたんだこの巨人は。

肋骨も形がおかしいし、仮に土の重さなんかで曲がったんだとしても、だったら1本も折れてないってのはやっぱりおかしい。



どうせなら「一つ目」とか「金の卵を体内に納めたガチョウの骨も同時出土!」とかやればいいのに。

2010年5月24日月曜日

ラッシャー木村 死去



 元プロレスラーのラッシャー木村氏(本名木村政雄=きむら・まさお)が24日午前5時30分、腎不全による誤えん性肺炎のため死去した。68歳。北海道出身。葬儀は親族のみで行う。所属先のプロレス団体ノアが発表した。


http://www.asahi.com/obituaries/update/0524/TKY201005240324.html


昭和プロレスの勇士がまた一人……

もう68だったか。
ファミリー軍団の重鎮として、明るく場を和ませてくれてた人でした。

ファミ軍前のヒールの時代にも、にじみ出る人の良さがいつも感じられる人でした。

天国で馬場さんと再タッグを結成してくだされ。

R.I.P.

2010年5月23日日曜日

きょうの男の本能

Team Fortress 2 Griefing: Hot Girl Backstabbing

FPSの撃ったり殺されたりゲー”Team Fortress2”にて、「おねえちゃんのちょいエロ画像」をゲーム中に貼って、それを見ようと足を止めたPCをうしろから忍び寄って殺しまくる動画。


見てて悲しくなるくらいの人数が引っかかっては殺されていく様は圧巻。



あと同様のトラップにかかったことがあると思しきPCが、絵の周りで武器を振りまくったりしてるのが笑った。


動画なので飛ばす。

2010年5月22日土曜日

土曜日は意拳の日&ゲムの日

午前中 意拳の日。
先週来てた新人の人が誰もいなくなってるw

ツラかったのかのう……>練習

午後から新宿某所にて4e。

その後、帰宅したらムスメがテレビ見て泣いてる。
なんでも「口蹄疫で牛や豚が死ぬのがかわいそうだから」と言って泣いているという。

「あかねがうしさんやぶたさんにごはんあげたかったのにー」だそうで。

心優しく育って……るのか? これ。

2010年5月19日水曜日

事故った

いやリアルに。

新橋の駅前をタクシーで通り抜けようとしたとき、ロータリーを緩やかに右に曲がろうとしたところで、のろのろっと右から別のタクシーが。
うぉ、あぶねえ。ぶつかるだろ。
と思ってたら、ホントにぶつかった。

後部座席のドア(右側)に、のろのろながら減速なしでつっこんだ相手のタクシーはごらんの通りバンパーがとれ、ライトがぐらつき、前部が損傷している。


にもかかわらず、ぶつかられたこちらの車は車体に小さな傷がついただけで、ドアがへこんでさえいない。

おぅいっつぁみらくる。

というわけでなんのケガもなく、むしろ目的地の近くだったのでタクシー代払わなくてすんでラッキーてな具合だったが、右側ドアの場に座ってた営業のねーちゃんが「衝撃で腕が痛くなった」とか。

そのことを実況見分に来た警官に伝えたら、速攻で出た言葉が「じゃ救急車呼びますね」。

いやいやいやいや。そこまでじゃないから。
とねーちゃんが必死に止めようとするも、「事故でケガしたって証明とるのいろいろ面倒だから、救急車で処理した方があとあと楽よ?」という警官のなまなましい薦めによって、救急車でさらわれていくねーちゃん。

いや、あんたの面通ししにいくためにタクシー乗ってたんけどなワシら。
ということで、取引先に原稿持ってって、事故に関する世間話して本日の任務終了。

ぶっちゃけ事故現場にいた時間の方が長かった。
ドンマイ。

2010年5月17日月曜日

イナダはずかむ!

















三宅島に住んでる友人(社長)から、釣ったというブリ(イナダ)が届く。

でけぇぇぇぇぇ!

保証付きの天然物、釣った直後のをそのまま氷詰めして直送ですよ。ええ。


さっそく食った--と言いたいところだが、届いたのが21時過ぎだったので今日は解体で終了。
小出刃でバラしたんだけど、身が厚くて届かないところがでたくらい分厚かったのことよ。

ハラ割いたら大量のシラウオが出てきてビビった。
こんなん食ってたらそら美味くなるわな。


アラはさっそくばらして半分を大根と炊き合わせる。
もう半分は明日粗塩ふって焼いて食う。

身はもちろん刺身。
つまみ食いしてみたらプリプリだったので、明日あたりにはちょうど良く熟成していると思われる。

ヒャッハー!
ありがとう社長!

俺、明日焼きたてでジュウジュウいってるカマ焼きと、分厚く切った刺身食うんだ……


18日 追記

うめええええ! 
一晩置いたおかげで刺身がこなれてすごく味が深くなってる。
焼いたカマも塩振っただけなのに臭みもなく、ほろほろとはがれる身が口の中ではらっとほどけて油がじゅぅっと。


社長ありがとう!
また頼むぜ!(笑)

ディオ様死去

ロニー・ジェイムス・ディオ、死去
http://www.cdjournal.com/main/news/ronnie-james-dio/31064

胃ガンだとは聞いていたが……
もうあの超絶ボーカルも聞けなくなるのだね……

R.I.P.

2010年5月16日日曜日

伯母の家訪問

前にもちょっと日記でネタにしたが、浦和に伯母が住んでいる。
いとこと二人暮らし。

伯母はパーキンソンを患っている。

去年、再就職前にそのことを知り、役所やら福祉事務所やらをあっちこっちして、年金やらデイケアの世話をしたきり時々電話をするくらいでなにもしていなかったのが、心のなかに小さくとげのように残っていた。
先日北海道に帰った折、墓参りに行ったときに、真新しい伯父の墓碑銘を見てそのことを思い出し、ようやく訪れることにしたというわけだ。
我ながら薄情なものである。

思えば、伯母は俺にとって、「埼玉の母」であった。
年齢的には祖母だが。

母が早世し、父の再婚相手になじめず中学の時に家を出たとき、行き場のない俺に部屋を与えてくれたのが新聞屋の所長だった伯父であり、飯を与えてくれたのが伯母だった。

その後、新聞屋の手伝いをしながら高校に通うあいだ、伯母は身の回りの世話をしてくれ、またときに年中バイクのガス代やらTRPGのルールやらでぴぃぴぃ言っていた俺に、新聞配達を手伝わせた代償として小遣いをくれた。
実際のところ、それは小遣いを与える口実だったのだと、いまになって思う。

大学のあいだは、長期休みの度に新聞屋に泊まり込んでは配達を手伝い、正月はいつも週刊誌みたいに分厚い”正月版”を山積したバンに乗り込むのが習いとなっていたが、俺が博士課程に入った頃、伯父が新聞屋を辞め、”年始の行事”は無くなってしまった。

そして数年前伯父が亡くなり、伯母といとこが二人暮らしをはじめていまに至る。


ほぼ1年ぶりに見た伯母は、パーキンソンが進んで寝たきりになっていた。

手足は枯れ木のように細くなり、寝返りも打てなくなったと言いながら、その表情は明るかった。
去年は無かった介護用のベッドが運び込まれ、部屋も以前よりきれいに片付いているのは週に6回ヘルパーさんが来てくれているからだという。
面倒だからと飲んでいなかった薬もちゃんと飲むようになり、いやがっていた医者にもきちんと行くようになっているようだ。
いとこも存外良く面倒を見ているようで、ときどき車いすで散歩に連れていっているのだと言っていた。

北海道で買ってきた魚と菓子をことのほか喜んだ伯母は、田舎で会った人たちの話を懐かしそうな笑顔を浮かべながら聞いていた。

無事、それも以前より安楽に暮らしていることを知り、少しだけ心が軽くなった。

古くは源義家から続くという、石川家の荒ぶる、といえば聞こえはいいが、ようは行き当たりばったりな血を引くもののご多分に漏れぬ、勢いと情動で生きてきた伯父と連れ添った伯母は、ずいぶん苦労をしてきたと、亡くなった祖母に何度も聞かされた。
70過ぎまで新聞を配るような、働きづめの人生を送ってきた伯母。

いまは、ベッドの上で、じっとテレビを見ている伯母。

何かほしいものは? と聞いても「なにもしてないのに、悪いね」としか言わない伯母。



幸せって、なんだろうね。

オチはない。

2010年5月15日土曜日

意拳の日&タイフェスティバル

午前は意拳。
新人がたくさん入ったので基礎を濃くやっていただける。
ありがたや。
2週間ぶりだから全身パンパンだけどな! 余裕!

あと、いつも見てくれる師兄が実戦的な使い方を教えてくれるので非常に楽しい。
どうも八極拳の時の動きの癖が出て、それがダメの原因なんだよなー。ううむ。
あと、いつもダメダメ言われてるけど初めて誉められたんだけど、それが普段職場の非常階段で黙々と練習してた部分で、やっぱり時間をかけることは重要なんだなーと痛感。 

午後から代々木公園で「タイフェスティバル」やってると聞いて行ってみることに。
原宿駅で入場制限(JRの駅で入場制限してるのは初めて見た)してるくらい人がいたのでいやな予感はしていたんだが、現場に着いてみたら上海万博の初日くらい混んでた。

ので、タイ料理はあきらめてかき氷とお好み焼き食って帰る。
なんという屈辱。

帰宅して、途中で買ってきたケンタ食ったら急激に睡魔がやってくる。
のでだらだら昼寝。

21時に目が覚めたらチャーリーとチョコレート工場の秘密(だっけ?)やってたのでだらだら鑑賞。
やっぱり狂ってるよなこの映画。ていうかティム・バートン。
ホラーにしか見えん。工場に入るシーンとかそのままスティーブン・キングのホラー映画に使えそう。ムスメが怖がって女房にしがみついて離れない。
あとデップの演技力スゲエ。

2010年5月13日木曜日

書評:どぶどろ

半村良著 扶桑社文庫 



半村良っていうとSFのひとってイメージが強いけど、実はこういう時代物も結構書いてるのね。
『戦国自衛隊』とかも時代物っちゃ時代物だが。

筒井とか星新一とかにハマってた中坊の時分は、半村良の小説もようけ読んでたのものだ。
のだが、本書「どぶどろ」は「時代物? じじむさい」とか言って図書館でも余裕でスルーしてた。
よって、俺の中では「どぶどろ」というタイトルと「半村良が書いた時代物」というレッテルだけが残っていた。

あのころの俺のバカ。
今お前は藤沢周平とか山本周五郎とか浅田次郎とか山風なしには生きられない体になってるっつーの。

それはともかく。

そんなことで「スルーしてた」記憶だけが鮮明に残されてた本書「どぶどろ」を、たまたま近所の書店の文庫コーナーで発見し、何とはなしに購入したのが数日前。


読了して、改めて思った。

あのころの俺のバカ。
いやー、面白かったー。


【以下ネタばれにつき飛ばす】



2010年5月10日月曜日

本の整理がつらい

部屋の本の整理を余儀なくされる。
俺の部屋にあるテレビ端子を地デジ対応にするために、ちょっとした工事が必要だと大家から連絡があったためだ。
「俺の部屋にテレビ端子なんてあったっけ?」と隣の部屋(同じ間取り)の住人に端子の位置を問い合わせたくらい、最初は端子が本当に存在しているかすらわからなかった。
しかし調査の結果、どうやら端子は部屋の最奥部に存在しており、しかもそこまでの道のりは買って読むヒマ無く山積みにされた本の奥深くに埋没していると言うことが発覚した。
つまり、端子のある位置までの本をまとめて道を造り、かつ工事の兄ちゃんの作業にじゃまな分は処分しなければならぬ。

見もしないテレビの接続端子のために俺の本を整理しなければならない理不尽に納得のいかないまま、本の整理を開始したのが5/5のこと。

その後、毎晩1~2時間ずつ既読の本とまだ読んでない本をふりわけ、さらに読んだ本を「もう一回読みたいときのために残す本」と「古本屋に売り飛ばす本」に区分するのだが、この作業がなかなか終わらない。 

俺にとっては「本の整理」というヤツは、まさに身を切るようにつらい作業なのである。
実際がところ、俺は「読みたいと思った時にその本が読みたいから」蔵書を購入し、増やすタイプの人間であり、図書館で読める本でも面白ければ手元に置いておきたくて購入してしまう種類の人間なのである。
よって、暇つぶしに買った本はさておき、蔵書の多くは「もう一度読みたいからキープしてある」本であり、ここから不要なものを分けろと言われてもなかなか難しい。
また、整理を続けるうちに、「ああこの本は、俺が高校の時に買った本」「ああこっちは女にフられた傷心を癒やした落語全集」などといった”思い出”という付加価値がついた本が発掘されるに至り、仕分け作業は難航に難航を重ねることになる。

しかし一方で、冷静で計算高い俺は「部屋代を考えろ! この本が占めてる面積を家賃換算したら年にいくらになると思う! だったら処分して読みたいと思ったときにマンガ喫茶なり古本屋に行く方が経済的だろうが!」と繰り返し叫んでいる。

こうした矛盾と葛藤を何度も繰り返したのち、私的な整理であればこのへんで「ん、まあ俺もガンバった! 残りはまた今度な!」などと自らの健闘を称えつつも整理をあきらめ、整理途中の書籍を元の位置に戻して全てをなかったことにしてしまうところなのだが、今回の整理では「端子交換の時間まで」という明確なピリオドに加え、「作業ができるスペースを確保できるまでの書籍処分」という定量的目標までが示されている。

なんという難作業。
マゼラン星雲波高し。

それでも、今朝の4時までかかって、不要--とは言いがたいのだが、メジャーな作家だから再販もようけされてるし図書館行けばまず見つかるであろう本や、手放すのは心からつらいのだがシリーズが完結していて何度も繰り返し読んだ本などをミカン箱4つほどにまとめて部屋の外に出す。

蔵書の整理の終わった部屋は広々として、それまでの「山と積まれた本の隙間に座って作業をする」部屋から、あきらかに「書斎風の部屋」へと変貌を遂げていた。
まともに床の見える部屋を久しぶりに見下ろしながら、大掃除が終わったときのようなスッキリ感を感じつつも、俺の心の中にはミカン箱4つ分の大きな穴がぽっかりと空いているように感じられた。

そしてきょう、外出先から戻り、部屋を覗いてみれば、テレビ端子が真新しいソケットに変更されていた。

たかがこんなつまらぬものを取り付けるために、俺の本が処分されたのかと微かな怒りを覚えながら、俺は今日買ってきた文庫本と雑誌をテレビ端子の前に空いたスペースに積み上げた。


……ダメじゃん。


<きょうのプチショック>

整理に際して「まだ読んでない本」をダンボールに詰めていったらそれだけで2箱埋まった
どんだけ積ん読したら気ぃ済むねん俺。

しばらくはこれらの消化から、かなー。

2010年5月5日水曜日

帰京

ということで昨日帰ってきました。
4日だったんでそこまで混んではなかったけど、さすがに4-5時間移動しっぱなしなんでヨメ・ムスメともぐったり。
毎日のごちそう責めで胃も疲れれたんで、飯だけ炊いて買ってきた漬け物とかでささっと済ませて泥のように眠る。

きょうも今日とて昼まで寝てたら、隣の家の姉弟が現われ、ムスメとともにひとしきり暴れて去っていったおかげで起こされる。

その後、半日かけて部屋の片付け。
なんか地デジ対応のアンテナ入れるのに工事の人が来るってことなんだが、その部屋は俺の本が山積みになっててぶっちゃけ魔窟

なので古い本を移動させたり、懐かしい漫画読んだり古い漫画読んだり古本屋に持ってく漫画の名残を惜しみつつ読んだりといった作業に従事する。

うーん、なぜだろう。はかどらんなあ。
【疲れた目をこすりながら】

夕方からうちの家族+隣の姉弟+おかんとともに銭湯へ。
それなしでも時々銭湯には行ってるんだが、毎年5/5はこどもの日で「子供無料&菖蒲湯」やってるのだ。

菖蒲山盛りの湯船につかり、おまけのヤクルト飲んで帰宅。
のんびり風呂入ってなんかぐったり気味。
ムスメも飯食いながらその場で突っ伏しはじめたりしてる。

ということでもう寝ゆー。

2010年5月4日火曜日

きょうの室蘭-千歳

気温12℃。
「あれ? 今日あったかいじゃん」と思ってしまう。
東京では18℃とかでもくそ寒ぃ-!とか絶叫してたのに。
我ながら意味がわからん。

ただ、こっちの寒さって東京の寒さとやっぱり違う気がする。
なんつーか、確かに気温は低いんだけど、東京ほど底冷えしないっつーか。

だから同じ寒さでも耐えられるのかなってな気がする。

まあ、単に暖房とか防寒着とかが気合い入ってるだけって話もあるが。
ドンマイ。

明日は帰郷。
早い時間の飛行機なので室蘭を発ち、千歳のホテルで前泊。
ちんたら電車で行こうかと思ってたら、父が車で送ってくれると言うんでそれに甘えることに。

石川家の家訓は「立ってるものは親でも使え」です。



晩飯はどっか寿司屋でもーと思ってたのが、近所に大型ショッピングモールを発見し、ボタンエビとかアカエビ(刺身用)がアホほど入って300円前後で売られてたので、そのエビと鮮魚コーナーの寿司買って済ますことに。


生エビうめぇぇぇぇぇ!



寿司も、まあ普通にうまいんだが、バキバキ殻割りながら食うエビがもう。
ミソもすっげえうまい。
東京には持って行けない、まさに現地限定の味。
エビでハラいっぱいで超満足。

さ、寝よ-。