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2011年5月12日木曜日

THE PENISMAN

タイトルはどう考えても下ネタ下品系マンガ
しかし内容は超アツい

いま連載されてる漫画でベスト5に確実に入る面白さ

それが、THE PENISMAN























2010年11月2日火曜日

きょうのなぜ今これが出る!?

ラジヲマン



今頃になって、まさかのラジヲマン発売ですよ。
(知ってる?)


あさりギャグの極みの一つだと思うんだ、このマンガは。
あさりよしとお好きなら買いだ。マジで。

2010年7月30日金曜日

書評:さよならもいわずに

さよならもいわずに
上野 顕太郎




自分の愛する人が急死したら?


誰しも一度は想像し、そして想像しきれずに終わるであろうこのテーマを、実際の体験を通じて書き上げられたのがこの一冊である。

2010年5月28日金曜日

今月号のアフタヌーンがスゴイ件



各所で話題になってますが、今月号のアフタヌーンがスゴイ
まず榎本俊二の『斬り介とジョニー』がスゴイ。
田中天さんなんかがついったで絶賛してたんで買ってみたんだけど、ものすごく無慈悲に、無感情に人が殺されていく。一般人が路傍の草のように簡単に斬り殺され、『ゴールデンラッキー』あたりのシニカルさそのままに、悪党たちがすぱぱぱぱぱーん、と斬り殺されていく。

そして絵の作り方がスゲエ。
映画好きで有名な榎本俊二らしい”見せ方”っつーのか、コマ1つ1つの構図の切り方とか、着目点とか、『読者にどこを見せたいか』ってのがかっちりわかる描写がスゲエ。


「なんだこのアホマンガは!」っていわれちゃうかもしれない描写法だとは思う。
が、マンガ書いたり絵を描いたりの素養がない俺でもシビれるくらいスゲエ。


Rebisさんがついったで「D&Dのハックアンドスラッシュみたい」って言ってたけど、確かにこんなカンジなんだろうなw


あとむげにんとかヒストリエとかラブやんとかもいいんだが、今回はおまけで付いてる別冊ふろく「四季賞」がスゲエ。
今回受賞の3作がどれもイイでき。
絵が下手だったり、話がとっちらかったりしてるとか細かい部分で気になるところはあるけど、そういうのを超えて『この話が描きたい!』とか『このキャラを動かしたい!』って思いが”のしっ”と伝わってくるイイマンガでした。
大賞取った作品の持つ熱量。2番目のヒーローもののベタだけど人の心を揺り動かす描写。3番目の、地味なんだけどなんか溢れてくるもの。
どれもスゲエいい。

なんだかんだいわれてるけど、まだまだ捨てたもんじゃねえな! 日本のマンガは!
【富士鷹ジュビロ先生の声で】


ということで、まだ読んでない君は買って読め!

2010年5月13日木曜日

書評:どぶどろ

半村良著 扶桑社文庫 



半村良っていうとSFのひとってイメージが強いけど、実はこういう時代物も結構書いてるのね。
『戦国自衛隊』とかも時代物っちゃ時代物だが。

筒井とか星新一とかにハマってた中坊の時分は、半村良の小説もようけ読んでたのものだ。
のだが、本書「どぶどろ」は「時代物? じじむさい」とか言って図書館でも余裕でスルーしてた。
よって、俺の中では「どぶどろ」というタイトルと「半村良が書いた時代物」というレッテルだけが残っていた。

あのころの俺のバカ。
今お前は藤沢周平とか山本周五郎とか浅田次郎とか山風なしには生きられない体になってるっつーの。

それはともかく。

そんなことで「スルーしてた」記憶だけが鮮明に残されてた本書「どぶどろ」を、たまたま近所の書店の文庫コーナーで発見し、何とはなしに購入したのが数日前。


読了して、改めて思った。

あのころの俺のバカ。
いやー、面白かったー。


【以下ネタばれにつき飛ばす】



2010年4月22日木曜日

ここ3日くらい

これ読みっぱなしで他のこと一切してませんでした。

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」
http://maouyusya2828.web.fc2.com/index.html

なんか2ch発の小説らしいんだけど、スゲエ長い
割に短期間なのに、良くこんなに書けるもんだ。

そして内容が面白い。
長いのに話に起伏があり、しかも「世界」がどんどん広がっていくのでなかなか止められなかったw

ドラクエ的な「勇者」と「魔王」が手を組んでーという話なんだが、経済学を切り口として、テクノロジーの発展や商業・農業の進歩などを取り込んで話を進めていくのは面白いやり方だと思うんだ。
「狼と香辛料」もラノベに経済学を取り込んだ成功例だと思う(7巻くらいまでしか読んでないけど)んだけど、ファンタジー世界を表現するにもこういうやり方はあるのだなーと。

誤字脱字が多かったり、微妙に日本語がーてなところもあるけど、気にせず読むが吉。
話が会話だけで進んでいくんで読みにくいって人もいるかもだけど、最初のころの伏線がちゃんとラストで回収されたりとか、かなりしっかりしたプロットで書かれてるっぽいですよ?

ヒマなら読んどけ!

2010年4月8日木曜日

きょうの書評:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

”もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら ”


買おうかどうしようか考えてたところ、備前屋さんが読み終わったというので借りて読む。


借りる前「イマイチでした」と聞いていたんでどうかなーと思ったけど、うん、イマイチです。

なんといっても文章が下手だ。
「小説家になりたい高校生」が書いた文みたい。
説明不足だったり過剰だったりのムラが大きく、表現力にも乏しくて、文章がぶつぶつ途切れる。
読んでてもそれに突っかかって入り込めないっつーか。
話の筋もベタで、いまどき不治の病の女の子が決勝直前で死んじゃうとか、幼なじみのスラッガーが決勝点とかもうね。

「ドラッカーの紹介がメインなんだからいーじゃん」って話なのかもだけど、そっちの点でもドラッカーを金科玉条にしすぎてるっつーか、「ドラッカーの言うこと聞いてりゃマネジメントはなんでもOK」みたいな感触があってもにょる。
コトがドラッカーの言ってるとおりうまく回りすぎるってのか、もっといえば簡単にうまくいきすぎてるっつーか。
そのへんもイマイチ入り込めない理由なんだろうなー。

あと、ドラッカーが言ってること以外には別に触れてないあたりも薄っぺらいっつーか。
もうちょっといろいろな方面から見てもいいんじゃね?
せめて”マネジメント”以外の本からもなんか拾ったりできんのかいのう。とか。

まあでも、切り口としてはすごくいいと思うんだ。
萌え絵の野球ラノベがビジネス書のところに平積みされてるってのは単純にスゴイことだと思う。
ドラッカー入門……には確実になってないんだけど、「ドラッカーって人がいて、マネジメントに関する本を書いたよ」って世に知らしめた点では、日本におけるあらゆる経済評論家の100倍くらいの働きはしたんじゃねえかと思う。
丸善にコレと”マネジメント”が並んで平積みになってて、しかも両方とも結構減ってるもんなあ。
大学生協以外でこんなにドラッカー売れてるのはじめて見たよw


でも、別に”マネジメント”がわかりやすくなるわけでも、実用性があるわけでも、自分のマネジメントに応用できることが書いてあるわけでもないので、別にこの本を買う必要はないかな。と。
ぶっちゃけ”マネジメント”だけ買って読めばいいんじゃね? 
エッセンシャル版は十分(少なくともこの種の素養が皆無な俺でも読めるくらいに)やさしく書いてあるしね。






<おまけ:きょうの住谷兄さん>
HG、粉砕骨折の大怪我から8ヵ月ぶりに復帰!
http://contents.oricon.co.jp/news/entertainment/75010/full/

“復活フォー!!”昨年7月に行われたプロレスイベントで左かかとを粉砕骨折したお笑いタレント・レイザーラモンHGが、約8ヵ月ぶりに芸能活動を再開させることが5日、わかった。

おおー。ようやっと直ったかー。
なんかかかとの肉が壊死して骨に入れたボルトが出っぱなしになってるとかなんとか聞いたけど、回復したんだねー。
よかったよかった。
プロレスはもう引退みたいだけど、命が無事で良かった。

にしても、やせたねぇ。

2010年3月18日木曜日

「テルマエ・ロマエ」マンガ大賞受賞!

マンガ大賞に風呂マンガの「テルマエ・ロマエ」

書店員を中心としたマンガ好きが選ぶ「マンガ大賞2010」(同賞実行委員会主催)は17日、ヤマザキマリさんの「テルマエ・ロマエ」(エンターブレイン)に決まった。同作は古代ローマの男が風呂を通じて現代日本を行き来する「タイムスリップ風呂マンガ」

















http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/100317/gam1003171745001-n1.htm

ちょw 勝彦さんなにやってんスかw
なんかいつもこのポーズだなこの人。

あと作者の人が意外と美人だった。
【微妙に失礼】

ともあれ、好きなまんがが入賞というのは嬉しいのう。
なんかこう、選球眼が世間に認められたような(笑)。





読もう! コミックビーム!
ちなみに「テルマエ・ロマエ」記念手ぬぐいはローマ風だか和風だかよくわからん柄でした。
イカスぜ。

2010年3月13日土曜日

読もう! コミックビーム!

現在余裕で売り切れてるが、『狼の口』が面白い。



舞台は中世アルプス地方。
イタリアへ通じる峠に建つ関所は、非情にして不思議な雰囲気を持つ代官ヴォルフラムに守られ、一人として関所破りを許さなかった。
その関所は、やがて『狼の口』と呼ばれる--

現在3話までだが、いずれも代官の手により関所破りを見破られ、人が死ぬ話。
誰もが狡猾に関所を超えようとするが、代官はそれを上回る狡知で見破り、処刑していく。

現状、ただ一人関所を破った男がどうなるかがこれから異様に楽しみ。
超アツい。

読もう! コミックビーム!(これは”フェローズ”だけど)


最近ビームコミック熱いのう。

超絶風呂漫画 テルマエ・ロマエは今月号から本誌で連載だって言うし。



ローマの風呂の建築家が、行き詰まる度に(何でか)現代日本の風呂にタイムスリップする話。
毎回そこでつかんだ何かを持って帰っては”斬新な”ローマの風呂に変えていく。

のだが、月刊連載できるほどネタあるのか?(笑)

妙に面白いので読め!

読もう! コミックビーム!


限界集落温泉も面白い。
何かホリエモンが解説書いてたりするのがよくわからんが。



相変わらずオタクの生態と経済からませて書かすとうまいのう>鈴木みそ

読もう、コミックビーム!


ほかにもまんが極道とか砂ぼうずとかいいまんが多いよね。
あんまり売れてないみたいだが。ドンマイ。



今月は「テルマエ・ロマエ」連載記念手ぬぐいが付いてくる模様(笑)。

読もう! コミックビーム!