2012年8月21日火曜日

DDT武道館行ったった

なんか書こう、なんか書こうと思いながら、結局書けずにいた。

試合の様子とかが知りたい人は三田佐代子さんがスゲエ泣けるコラムを書いてるのでそれ読め。
http://www.samurai-tv.com/column.html


個人的な感想としては、とりあえず5時間半もやるんじゃねえよ



とふつうなら言いたくなるところだが、時間を忘れた
それくらい、ファイナルがすごすぎた。
試合を見ながら涙がこぼれたのは、三沢vs小橋(奇しくも同じ武道館だ!)以来だわ。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2012/2012081801/8.html

プロレスが大好きで、お互いが大好きな2人が、殺しちゃう寸前まで体をぶつけああい、技を繰り出し合う。
それは、人によっては狂気に映るかもしれない。

でも、そういう表現しかできない、ある意味不器用な男たちだけが、そうやって人を感動させる戦いを見せることができるんだろうな、と思う。
三沢vs小橋しかり、三沢vs川田しかり、小橋vs秋山しかり。


そらまあ、俺もやり過ぎの面があるとは思うんだ。

2階からのケブラーダとか、どう考えても狂ってる

トップロープから場外へのフランケンシュタイナーでケニーが落ちたときの「どすん」という生々しい音は2階まで届き、熱狂してた会場を一瞬で沈黙に包み込んだ。
実際、このときケニーは口から血の泡を吹いていたという。

そのあとのフルネルソン、雪崩式片翼の天使、雪崩式フェニックスプレックス、フェニックススプラッシュはもちろん、途中のガチナックルパート合戦ですら、一歩間違えば大事故につながりかねないものだった。


しかし、そんな激しい戦いの中でも両者の技は正確に相手を捉え、美しいフォームのまま放たれ続けた。


そしてフイニッシュのファイヤーバードスプラッシュが決まったあと。

サンプラザ中野くんが入ってきて大きなタマネギの下にを絶唱し、レスラーたちがいつもの悪ノリで会場になだれ込んできたときにも、飯伏はケニーを抱きかかえ、ずっと心配そうに寄り添いながら声をかけ続けていた。


きっと、2人だけにしかわからない、強い絆があるからこそ、残酷にすら見えるここまでの応酬が生まれたんだろう。

俺は、そのことに、素直に感動したい。


DDT武道館は、俺のプロレス観戦歴の中でも間違いなくトップクラスのものだった。

そして、この日の飯伏vsケニー戦を、俺は一生忘れないだろう。

俺は、プロレスが好きで、本当に幸せだよ!

心からそういえる、いい興業でした。


ちくしょう、ダークマッチまで入ったDVDとか出ねえかな。
俺個人が見たいってのもあるけど、この感動を誰かに伝えたい!


とりあえず週プロ別冊(DDTとして初!)が決定したそうなのでご紹介-。


  行った人も行かなかった人も買っとけ!

そしてできればもっとプロレス見ようぜ!
ホント面白いからよ!

2 件のコメント:

  1. ご無沙汰しております!
    そんなに凄い試合を生でご覧になったとは、
    いしかわさんは幸せもんですね。
    おお、プロレス観たくなってきた。

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  2. お、ご無沙汰ッス!
    いやー、最初は「4時間」と聞いていこうかどうしようか悩んでたんですが、行ってみたら思わぬアタリ興業でw

    最近新日も盛り上がってきてますし、もしかしたら復興あるかも! とスイートな夢を語ってみる。

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